はじめてのヘアラップ完全ガイド:刺しゅう糸とビーズで作る基本テクニック

· EmbroideryHoop
はじめてのヘアラップ完全ガイド:刺しゅう糸とビーズで作る基本テクニック
刺しゅう糸を使った「基本のヘアラップ」を、準備から色替え、固結び、ビーズの付け方まで動画に沿って丁寧に解説します。必要な道具、ありがちなつまずきと対処、コメントで多かった質問(時間の目安・洗髪・取り外し)にも回答。レインボー配色のコツで、長持ち&きれいな仕上がりを目指しましょう。

教育目的の解説のみです。 本ページは、オリジナル制作者の作品についての学習用ノート/解説です。権利はすべて原作者に帰属し、再アップロードや再配布は禁止されています。

元の動画は制作者のチャンネルでご視聴ください。今後のチュートリアルを支援するため、ぜひチャンネル登録を。下の「登録」ボタンをタップして応援してください。

制作者ご本人で、内容の修正・情報源の追加・一部削除をご希望の場合は、サイトの問い合わせフォームからご連絡ください。速やかに対応いたします。

Table of Contents
  1. まずは道具をそろえる
  2. フロス(刺しゅう糸)の下準備を極める
  3. 巻きはじめの基本:最初の色を均一に
  4. レインボー配色の色替えをなめらかに
  5. 仕上げの決め手:固結びとビーズ装飾
  6. できあがりとお手入れのヒント
  7. コメントから:よくある質問に答えます

動画を見る:How To Do A Basic Hair Wrap(YouTube)

ちょっと冒険心をくすぐる、色鮮やかな1本。刺しゅう糸だけで髪が一気に“フェス仕様”になるのがヘアラップの魅力です。小さな三つ編みとタイトな巻き、そして仕上げの結びとビーズ──たったそれだけ。ここでは動画の手順をベースに、初めてでも失敗しにくいコツを日本語で丁寧にまとめました。

Finished hair wrap example.
A close-up shot of a completed hair wrap, showcasing multiple vibrant colors seamlessly blended along a section of hair, adorned with decorative beads at the bottom.

・何が難しい?色替えの継ぎ目に隙間ができやすいこと、最後の結びが緩くてほどけること。この二つを潰せば、見違えるほど長持ちします。 ・動画ではレインボー配色(赤→オレンジ→黄→緑→青→紫)を使用。色替えの基本原理はどの配色にも応用できます。

【学べること】

  • 小さなセクション取りと三つ編みの作り方(ベースづくり)
  • 刺しゅう糸(フロス)の長さの決め方と通し方のポイント
  • 巻きはじめを均一に詰める手順と、なめらかな色替えのコツ
  • ほどけない堅結びと、ビーズを使った飾り付けの基本
  • 仕上げ後の扱い(洗髪・就寝)と取り外しのヒント

注意:本文の手順・数値等はすべて動画に基づいています。特に記載のない部分は「特に指定なし」または「視聴者コメント情報」です。

まずは道具をそろえる

何が必要?動画で使われているのは、複数色の刺しゅう糸、ビーズ、クリップ(ワニ口が便利)、コーム/くし、霧吹き、はさみ。ベース作りに必須なのはクリップと霧吹きです。クリップで周辺の毛束を固定し、霧吹きで“浮き毛”を抑えてから作業すると、仕上がりが一段と美しくなります。

Overview of tools and materials for hair wrapping.
An overhead shot displays all the necessary tools and materials, including various colors of embroidery floss, beads, scissors, clips, a comb, and a spray bottle, neatly arranged.

プロのコツ

  • クリップは複数用意し、巻かない毛束をできるだけ離して固定。手元の視界を確保しましょう。
  • 霧吹きは“湿る程度”に。濡らしすぎると糸の滑りが悪くなります。

クイックチェック

  • 糸・ビーズ・はさみが手の届く範囲にあるか?
  • ビーズの穴径は糸2本(場合により4本)が通るか?

フロス(刺しゅう糸)の下準備を極める

手順1:髪を分け、小さな三つ編みを作る ヘアラップを入れたい位置から、細い束を1本分け取ります。周辺の髪はクリップで固定。束は“細め・均一”が扱いやすいです。根元側にフロスを通すスペースを少し残して、タイトな三つ編みに。

Separating a section of hair for braiding.
Hands carefully separate a small, thin section of hair from the top of the head, preparing it to be braided as the base for the hair wrap.

ここでの失敗例と回避策 - 浮き毛が多い:霧吹きで軽く湿らせてから編む。

Clipping hair to hold it straight.
Alligator clips are used to secure the surrounding hair, ensuring the selected section for the wrap remains isolated and straight, preventing interference during braiding.

- 根元に余白がない:いったんほどき、根元の少し下から編み直します。

Beginning to braid the separated hair section.
Fingers begin to braid the small, separated section of hair, leaving a slight gap at the scalp for later floss attachment, creating the core for the wrap.

手順2:フロスを測ってカットする 複数色の刺しゅう糸を選び、髪の長さ+数センチの“余裕”を足してカット。全色を同じ長さにそろえます。短すぎは致命傷。足りないと最後まで巻けません。

Measuring and cutting embroidery floss.
Scissors are used to cut multiple strands of embroidery floss, carefully measured to be slightly longer than the hair, ensuring consistent length for all colors.

手順3:フロスを通す カットしたフロス束の端をそろえ、必要なら端を少し湿らせて“針に糸を通す”要領で三つ編みの根元に通します。通したら左右の長さが同じになるように調整。

Holding prepared embroidery floss strands together.
A bundle of cut embroidery floss strands in various colors is held tightly together, demonstrating their readiness to be threaded through the hair braid.

プロのコツ - 端がほつれると通しづらいので、再度そろえて少し湿らせると通りが良くなります。

Threading embroidery floss through the hair braid.
The bundle of wetted embroidery floss ends is carefully pushed through the small loop at the top of the hair braid, preparing for the wrapping process.

補足メモ:刺しゅうの世界では布地用にフレームやホルダーが登場しますが、ヘアラップは“手で押し上げて詰める”のが最大の固定術。関連ワードの例として磁気 刺繍枠は耳にするかもしれませんが、本手順では使用しません。

巻きはじめの基本:最初の色を均一に

ここが勝敗の分かれ目。最初の色は二重取り(同色2本)で束ねて、三つ編み+使わない色束ごと包み込むようにタイトに巻きます。巻くたびに“上へ押し戻す”を習慣化し、隙間をなくすのがコツ。

Separating the first color for wrapping.
The two strands of the initial color (red) are separated from the main bundle of floss, ready to be wrapped around the braided hair and the remaining floss.

巻き密度の整え方

  • 2〜3回巻いたら、指で根元側へグッと押し上げて詰める。

- 使っていない色束が外へ逃げないよう、中心へ寄せつつ巻く。

Wrapping the first color around the braid.
The red embroidery floss is tightly wrapped around the small hair braid, covering the hair and the other unused floss strands, forming the initial segment of the colorful wrap.

注意

  • 緩い巻きは仕上がりの寿命を縮めます。緩んだらその場で巻き直し。

レインボー配色の色替えをなめらかに

色替えの基本原理 現在巻いている色(例:赤)を一時的に押さえ、新色(例:オレンジ)の2本を“合流点”へ持ってきて、軽くオーバーラップさせて巻き始めます。色の境目が離れたら、上へ押し戻して隙間を消すのが最優先。

Switching from red to orange floss.
The red floss is held tight as the orange floss strands are brought forward, preparing to transition from one color to the next in the rainbow sequence.

巻き進めるほど、未使用の糸束が作業の妨げになります。ここでもクリップが役立ちます。霧吹きは浮き毛対策として有効。動画では赤→オレンジ→黄→緑→青→紫の順で進行します。

Wrapping yellow floss onto the hair wrap.
The yellow floss is being wrapped, showing multiple colors (red, orange, yellow) already integrated into the hair wrap, demonstrating progress and a seamless color blend.

プロのコツ

  • 既存色を“しっかり保持”しつつ新色を探す。色束を見失ったら無理に引っ張らず一度整える。
  • 巻きの大きさ(ピッチ)をそろえると、後からの押し戻しで段差が出にくい。

クイックチェック

  • 色の“継ぎ目”が詰まっているか?地毛が覗いていないか?
  • 未使用の糸束が外へ出てこないよう、常に中心に寄せているか?

余談:刺しゅう用語が気になる方へ。ネット検索ではbrother 刺繍枠やbernina 磁気 刺繍枠、dime 磁気 刺繍枠など関連製品名がヒットしますが、本記事は“髪”への手巻き技法の解説です。

仕上げの決め手:固結びとビーズ装飾

固結びで固定 巻き終わりは非常にタイトな結び目で固定し、可能なら二重結びにします。ここが甘いと全体が徐々に緩み、ビーズ装飾も落ちやすくなります。

Tying a knot at the end of the hair wrap.
A tight knot is being tied at the bottom of the completed hair wrap, securing all the embroidery floss strands to prevent unraveling.

ビーズの準備 別の“通し糸”を約30cm程度にカットし、半分に折ってループを作り、まずは大きめビーズに両端を通して“ビーズ通し具”を自作します。次に小粒ビーズ用の通し糸も同様に用意(合計3本のビーズ飾りを作成)。

Threading a large bead onto a folded string.
Hands thread a dark purple bead onto a folded piece of white string, ensuring both ends of the string pass through the bead's hole.

ビーズの通し方 - 仕上げ位置で、刺しゅう糸4本(例:紫2+赤2)を残し、他の色は根元で丁寧にカット。地毛を絶対に切らないよう最大限の注意を払います。

Trimming unused embroidery floss strands.
Scissors are used to carefully cut off the unused embroidery floss strands at the base of the hair wrap, leaving only the four strands designated for beads.
  • 先ほどの“通し糸”のループにフロスを通し、通し糸ごとビーズを引き上げて糸をビーズ穴に通過させます。
  • 位置を微調整し、ビーズ下で2〜3回堅結び。余分な糸端を整えて完成です。

注意

  • ビーズ穴が小さいと通りません。事前に“糸2本(または4本)が通るか”確認しておきましょう。
  • カット時は必ず髪から刃先を遠ざけ、糸だけを切るイメージで。視聴者コメントでも“髪を切ってしまった”事例が散見されます。

コメントから

  • 「終わらせ方が分かりづらい」という声がありました。要点は“堅い二重結び→位置決め→結び増し”の順で、緩みの兆候を残さないことです。

できあがりとお手入れのヒント

洗髪について 視聴者の実体験では「洗っても問題ない」という報告が複数あります。とはいえ、摩擦は劣化の原因。洗う際はラップ部分を泡で包むように優しく扱い、タオルドライは“押さえるだけ”が安心。

就寝時 枕との擦れを減らすため、ラップ部分をゆるくまとめる・シルク素材を使うなどで保護を。ほどけ防止に直結します。

取り外し方のヒント(コメント要約)

  • 末端の結び目を“ほどく”か“ごく少しカット”して、下から巻きを解く。
  • ビーズは先に外す(滑らせて抜くか、結びを切って外す)。
  • 無理に引かず、糸が見える方向に“解く”のが基本。

所要時間の目安 視聴者回答では約45分(髪の長さ・色数・ビーズ構成で変動)。

コメントから:よくある質問に答えます

Q1. ビーズなしで終えてもいい? A. 可能です。堅い二重結びで固定し、余分な糸端を整えればOK。ビーズは“オプション”です。

Q2. どれくらい持つ? A. 動画内では期間明示なし。視聴者の体験談では“数週間〜数カ月”の声もありましたが、扱い方・巻きのタイトさ・就寝時の擦れで大きく差が出ます。

Q3. 洗髪できる? A. 視聴者コメントでは“可能”との報告多数。やさしく洗う・引っ張らない・しっかり乾かす、を守ると安心です。

Q4. 外し方は? A. 末端の結び目を切る/ほどく→下から解く、が基本。どうしても絡む場合は、目の細かいコームで糸だけを持ち上げ、地毛と分離してから進めます。

Q5. 糸は刺しゅう糸以外でもいい? A. 動画では刺しゅう糸(複数色)を使用。毛糸は太さや伸縮で巻き密度が変わりやすく、初心者には刺しゅう糸が扱いやすいでしょう。

プロのコツ(仕上げ版)

  • 結びの前に“全体を押し上げて最終圧縮”をしておくと、結んだ瞬間の緩みが出づらくなります。
  • ビーズの位置は“下がりすぎない”よう、結ぶ際にわずかに引き上げてから固定。

ヘアラップ道具のトピックメモ

ヘアラップは手巻きの工芸ですが、刺しゅうの周辺知識に触れておきたい方もいるはず。検索の目安として、家庭用や工業用の刺しゅう領域ではmighty hoopや刺繍ミシン for beginners、メーカー別ではbabylock 刺繍枠、bernina 磁気 刺繍枠、brother 刺繍枠、アクセサリー系ではdime 磁気 刺繍枠といった関連語が挙がります。いずれも“布に刺しゅう”するための機材用語であり、髪に巻く本手順とは別分野ですが、糸・張力・整え方の思想には通じるものがあります。

仕上がりを確認しよう

- 継ぎ目の隙間が見えないか、全体のピッチがそろっているか、末端の結びがしっかり締まっているか最終チェック。

Final view of the completed hair wrap with beads.
A detailed side view of the finished hair wrap, showcasing the vibrant rainbow colors and the added decorative beads at the end, demonstrating the final stylish result.
  • ほんのわずかな“押し戻し”で密度を再調整できます。無理に新たな巻きを増やすより、均一化を優先しましょう。

トラブルシューティング

  • 浮き毛がピョンピョン出る:霧吹きで軽く湿らせ、指で寝かせながら巻きを重ねる。
  • 色替え地点に段差:新色を1〜2巻き分だけ重ね気味に。上に押し戻して面をそろえる。
  • 使っていない糸束が表に出る:一度止めて全束を中心に寄せ直し、再開する。
  • 巻きが緩む:緩んだ箇所まで戻り、そこから巻き直す。仕上げの結びを増やす。

安全メモ

  • 根元近くのカットは特に慎重に。動画でも「髪を切らないよう注意」との明言があります。作業者とモデルの両方で声掛け確認を。

応用へのヒント

  • 動画では“基本”にフォーカス。柄のバリエーション(ストライプ、ブロック、ドット風など)は、巻き回数と色替えの間隔をいじるだけで無限に広がります。パターンは別途練習用に短い毛束で試作すると、実践時の迷いが減ります。

最後に ヘアラップは、小さな工程の積み上げが“驚くほどの完成度”に直結します。三つ編みを整える、糸端をそろえる、押し戻して詰める、堅結びで締め切る──この4点を習慣化すれば、初回からきれいに仕上がります。色の遊びも自由自在。あなたらしい1本を、楽しんで。