Table of Contents
動画を見る:How To Do A Basic Hair Wrap(YouTube)
ちょっと冒険心をくすぐる、色鮮やかな1本。刺しゅう糸だけで髪が一気に“フェス仕様”になるのがヘアラップの魅力です。小さな三つ編みとタイトな巻き、そして仕上げの結びとビーズ──たったそれだけ。ここでは動画の手順をベースに、初めてでも失敗しにくいコツを日本語で丁寧にまとめました。

・何が難しい?色替えの継ぎ目に隙間ができやすいこと、最後の結びが緩くてほどけること。この二つを潰せば、見違えるほど長持ちします。 ・動画ではレインボー配色(赤→オレンジ→黄→緑→青→紫)を使用。色替えの基本原理はどの配色にも応用できます。
【学べること】
- 小さなセクション取りと三つ編みの作り方(ベースづくり)
- 刺しゅう糸(フロス)の長さの決め方と通し方のポイント
- 巻きはじめを均一に詰める手順と、なめらかな色替えのコツ
- ほどけない堅結びと、ビーズを使った飾り付けの基本
- 仕上げ後の扱い(洗髪・就寝)と取り外しのヒント
注意:本文の手順・数値等はすべて動画に基づいています。特に記載のない部分は「特に指定なし」または「視聴者コメント情報」です。
まずは道具をそろえる
何が必要?動画で使われているのは、複数色の刺しゅう糸、ビーズ、クリップ(ワニ口が便利)、コーム/くし、霧吹き、はさみ。ベース作りに必須なのはクリップと霧吹きです。クリップで周辺の毛束を固定し、霧吹きで“浮き毛”を抑えてから作業すると、仕上がりが一段と美しくなります。

プロのコツ
- クリップは複数用意し、巻かない毛束をできるだけ離して固定。手元の視界を確保しましょう。
- 霧吹きは“湿る程度”に。濡らしすぎると糸の滑りが悪くなります。
クイックチェック
- 糸・ビーズ・はさみが手の届く範囲にあるか?
- ビーズの穴径は糸2本(場合により4本)が通るか?
フロス(刺しゅう糸)の下準備を極める
手順1:髪を分け、小さな三つ編みを作る ヘアラップを入れたい位置から、細い束を1本分け取ります。周辺の髪はクリップで固定。束は“細め・均一”が扱いやすいです。根元側にフロスを通すスペースを少し残して、タイトな三つ編みに。

ここでの失敗例と回避策 - 浮き毛が多い:霧吹きで軽く湿らせてから編む。

- 根元に余白がない:いったんほどき、根元の少し下から編み直します。

手順2:フロスを測ってカットする 複数色の刺しゅう糸を選び、髪の長さ+数センチの“余裕”を足してカット。全色を同じ長さにそろえます。短すぎは致命傷。足りないと最後まで巻けません。

手順3:フロスを通す カットしたフロス束の端をそろえ、必要なら端を少し湿らせて“針に糸を通す”要領で三つ編みの根元に通します。通したら左右の長さが同じになるように調整。

プロのコツ - 端がほつれると通しづらいので、再度そろえて少し湿らせると通りが良くなります。

補足メモ:刺しゅうの世界では布地用にフレームやホルダーが登場しますが、ヘアラップは“手で押し上げて詰める”のが最大の固定術。関連ワードの例として磁気 刺繍枠は耳にするかもしれませんが、本手順では使用しません。
巻きはじめの基本:最初の色を均一に
ここが勝敗の分かれ目。最初の色は二重取り(同色2本)で束ねて、三つ編み+使わない色束ごと包み込むようにタイトに巻きます。巻くたびに“上へ押し戻す”を習慣化し、隙間をなくすのがコツ。

巻き密度の整え方
- 2〜3回巻いたら、指で根元側へグッと押し上げて詰める。
- 使っていない色束が外へ逃げないよう、中心へ寄せつつ巻く。

注意
- 緩い巻きは仕上がりの寿命を縮めます。緩んだらその場で巻き直し。
レインボー配色の色替えをなめらかに
色替えの基本原理 現在巻いている色(例:赤)を一時的に押さえ、新色(例:オレンジ)の2本を“合流点”へ持ってきて、軽くオーバーラップさせて巻き始めます。色の境目が離れたら、上へ押し戻して隙間を消すのが最優先。

巻き進めるほど、未使用の糸束が作業の妨げになります。ここでもクリップが役立ちます。霧吹きは浮き毛対策として有効。動画では赤→オレンジ→黄→緑→青→紫の順で進行します。

プロのコツ
- 既存色を“しっかり保持”しつつ新色を探す。色束を見失ったら無理に引っ張らず一度整える。
- 巻きの大きさ(ピッチ)をそろえると、後からの押し戻しで段差が出にくい。
クイックチェック
- 色の“継ぎ目”が詰まっているか?地毛が覗いていないか?
- 未使用の糸束が外へ出てこないよう、常に中心に寄せているか?
余談:刺しゅう用語が気になる方へ。ネット検索ではbrother 刺繍枠やbernina 磁気 刺繍枠、dime 磁気 刺繍枠など関連製品名がヒットしますが、本記事は“髪”への手巻き技法の解説です。
仕上げの決め手:固結びとビーズ装飾
固結びで固定 巻き終わりは非常にタイトな結び目で固定し、可能なら二重結びにします。ここが甘いと全体が徐々に緩み、ビーズ装飾も落ちやすくなります。

ビーズの準備 別の“通し糸”を約30cm程度にカットし、半分に折ってループを作り、まずは大きめビーズに両端を通して“ビーズ通し具”を自作します。次に小粒ビーズ用の通し糸も同様に用意(合計3本のビーズ飾りを作成)。

ビーズの通し方 - 仕上げ位置で、刺しゅう糸4本(例:紫2+赤2)を残し、他の色は根元で丁寧にカット。地毛を絶対に切らないよう最大限の注意を払います。

- 先ほどの“通し糸”のループにフロスを通し、通し糸ごとビーズを引き上げて糸をビーズ穴に通過させます。
- 位置を微調整し、ビーズ下で2〜3回堅結び。余分な糸端を整えて完成です。
注意
- ビーズ穴が小さいと通りません。事前に“糸2本(または4本)が通るか”確認しておきましょう。
- カット時は必ず髪から刃先を遠ざけ、糸だけを切るイメージで。視聴者コメントでも“髪を切ってしまった”事例が散見されます。
コメントから
- 「終わらせ方が分かりづらい」という声がありました。要点は“堅い二重結び→位置決め→結び増し”の順で、緩みの兆候を残さないことです。
できあがりとお手入れのヒント
洗髪について 視聴者の実体験では「洗っても問題ない」という報告が複数あります。とはいえ、摩擦は劣化の原因。洗う際はラップ部分を泡で包むように優しく扱い、タオルドライは“押さえるだけ”が安心。
就寝時 枕との擦れを減らすため、ラップ部分をゆるくまとめる・シルク素材を使うなどで保護を。ほどけ防止に直結します。
取り外し方のヒント(コメント要約)
- 末端の結び目を“ほどく”か“ごく少しカット”して、下から巻きを解く。
- ビーズは先に外す(滑らせて抜くか、結びを切って外す)。
- 無理に引かず、糸が見える方向に“解く”のが基本。
所要時間の目安 視聴者回答では約45分(髪の長さ・色数・ビーズ構成で変動)。
コメントから:よくある質問に答えます
Q1. ビーズなしで終えてもいい? A. 可能です。堅い二重結びで固定し、余分な糸端を整えればOK。ビーズは“オプション”です。
Q2. どれくらい持つ? A. 動画内では期間明示なし。視聴者の体験談では“数週間〜数カ月”の声もありましたが、扱い方・巻きのタイトさ・就寝時の擦れで大きく差が出ます。
Q3. 洗髪できる? A. 視聴者コメントでは“可能”との報告多数。やさしく洗う・引っ張らない・しっかり乾かす、を守ると安心です。
Q4. 外し方は? A. 末端の結び目を切る/ほどく→下から解く、が基本。どうしても絡む場合は、目の細かいコームで糸だけを持ち上げ、地毛と分離してから進めます。
Q5. 糸は刺しゅう糸以外でもいい? A. 動画では刺しゅう糸(複数色)を使用。毛糸は太さや伸縮で巻き密度が変わりやすく、初心者には刺しゅう糸が扱いやすいでしょう。
プロのコツ(仕上げ版)
- 結びの前に“全体を押し上げて最終圧縮”をしておくと、結んだ瞬間の緩みが出づらくなります。
- ビーズの位置は“下がりすぎない”よう、結ぶ際にわずかに引き上げてから固定。
ヘアラップ道具のトピックメモ
ヘアラップは手巻きの工芸ですが、刺しゅうの周辺知識に触れておきたい方もいるはず。検索の目安として、家庭用や工業用の刺しゅう領域ではmighty hoopや刺繍ミシン for beginners、メーカー別ではbabylock 刺繍枠、bernina 磁気 刺繍枠、brother 刺繍枠、アクセサリー系ではdime 磁気 刺繍枠といった関連語が挙がります。いずれも“布に刺しゅう”するための機材用語であり、髪に巻く本手順とは別分野ですが、糸・張力・整え方の思想には通じるものがあります。
仕上がりを確認しよう
- 継ぎ目の隙間が見えないか、全体のピッチがそろっているか、末端の結びがしっかり締まっているか最終チェック。

- ほんのわずかな“押し戻し”で密度を再調整できます。無理に新たな巻きを増やすより、均一化を優先しましょう。
トラブルシューティング
- 浮き毛がピョンピョン出る:霧吹きで軽く湿らせ、指で寝かせながら巻きを重ねる。
- 色替え地点に段差:新色を1〜2巻き分だけ重ね気味に。上に押し戻して面をそろえる。
- 使っていない糸束が表に出る:一度止めて全束を中心に寄せ直し、再開する。
- 巻きが緩む:緩んだ箇所まで戻り、そこから巻き直す。仕上げの結びを増やす。
安全メモ
- 根元近くのカットは特に慎重に。動画でも「髪を切らないよう注意」との明言があります。作業者とモデルの両方で声掛け確認を。
応用へのヒント
- 動画では“基本”にフォーカス。柄のバリエーション(ストライプ、ブロック、ドット風など)は、巻き回数と色替えの間隔をいじるだけで無限に広がります。パターンは別途練習用に短い毛束で試作すると、実践時の迷いが減ります。
最後に ヘアラップは、小さな工程の積み上げが“驚くほどの完成度”に直結します。三つ編みを整える、糸端をそろえる、押し戻して詰める、堅結びで締め切る──この4点を習慣化すれば、初回からきれいに仕上がります。色の遊びも自由自在。あなたらしい1本を、楽しんで。
