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動画を見る:How to Create an Embroidery Design Using Embrilliance Software(This Darn Chick)
刺繍ソフトは難しそう——そんな先入観、今日でおしまい。SVG画像を取り込んで、色を塗って、ステッチをプレビューして、PESで保存する。Embrillianceなら、最初の1作を作り切るまでの道筋が驚くほどシンプルです。

このガイドでは、動画の実演(カップケーキに乗った猫のSVG)をなぞりながら、初心者がつまずきやすいポイントをやさしく整理します。操作はポイントさえ押さえれば心配無用。あなたのPCに眠るお気に入りSVGが、数分後には刺繍デザインに早変わりします。
• 学べること
- Embrillianceの基本画面と作業の流れ
- SVG画像の取り込みと拡大・配置
- マジックワンドでの色面選択と糸色(Janomeパレット)の割り当て
- ステッチプレビュー(針アイコン)で仕上がり確認
- PES形式での保存手順
Embrillianceをはじめよう
はじめに、Embrillianceを起動して作業グリッドを表示します。動画ではオンラインから入手できること、そして自作パターンに適していることが紹介されました。初心者でも迷わないのは、中央のグリッドが“どこで作るか”を常に見せてくれるから。

注意
- 本チュートリアルはEmbrillianceの操作例です。動画中ではStitch Artist 2を使っている旨の発言がありましたが、詳細な機能差やライセンスは明示されていません。自分の環境に合わせて公式情報を確認しましょう。刺繍枠 for 刺繍ミシン
理解しておきたいこと(超要約)
- グリッド=作業エリア。ここに画像を置いて、選択して、色を塗る。
- 右側パネル=色順やパーツ状態の一覧。色替えの段取りを俯瞰できます。
SVG画像を取り込む
動画のテーマは「猫×カップケーキ」の無料SVG(Cricut由来)を読み込むところから。Imageメニューからアップロード、もしくはデスクトップからのドラッグ&ドロップでグリッドに配置します。

ドラッグ&ドロップはシンプルで確実。配置後は拡大して、エッジや細部を確認します。初回は気持ち大きめにして、選択しやすくしておくのがコツ。

クイックチェック
- 取り込み直後に拡大表示して、色面がはっきり分かれて見えるか確認。
- SVGが正しく表示されない場合は、別のSVGで試すか、サイズを一度小さくして再配置。
動画の例では、拡大してディテールを見やすくしてから次に進んでいます。選択精度を上げるための下準備は、後工程の時短にも直結します。

マジックワンドで色を塗る
配色の第一歩は、選択ツールのチョイスから。Embrillianceのツールバーにある“マジックワンド”をクリック。これは“連続した色面をひとかたまりで選ぶ”ためのショートカットです。

使い方はシンプル。塗りたいパーツをクリック→右側のカラーから色を選ぶ→OKで確定。動画ではJanomeの糸色パレットからピンクを選択して、最初の領域を塗りつぶしました。

色選択ダイアログでは、名前・番号・ブランドなど、視点を変えて色を探せます。初心者はまず「名前」か「色見」で直感的に選ぶと迷いにくいでしょう。

プロのコツ
- 1色目は主役色(例:カップケーキのピンク)から。基準色が決まると2色目以降のバランスが取りやすくなります。磁気 刺繍枠 embroidery
色を確定すると、グリッド上の該当領域に反映され、右パネルの色リストにも追加されます。映えるピンクが載ると、一気に“作品感”が出てモチベーションもUP。

フィルステッチを適用する
次は塗りの本番です。マジックワンドで領域を選んだら、新しい色を選択→ツールバーの「Fill」をクリックして塗りを適用します。動画ではワイン系の色を加え、カップケーキの層を立体的に見せていました。

ポイントは、「選択→色→Fill」の往復をテンポよく回すこと。単純作業に見えて、配色設計の面白さが凝縮されています。さらに黄色を足して、明度差でリズムを作るのも効果的。

注意
- ランステッチ(Run)は輪郭や移動のステッチとして表示されます。動画でも“これはRun stitchだよ”という説明があり、Run→Fillの切り替えで最終的な塗りへ進んでいました。janome 磁気 刺繍枠
動画では、黄色の別トーンも追加して、同系色の変化で奥行きを演出。色数は増えるほど調整も増えますが、プレビューで確認できるので安心です。

クイックチェック
- 各領域が意図した色で塗れているか?
- 右パネルの色順が過剰に細かく分かれていないか?(近似色の統合も検討)
ステッチアウトをプレビューする
作ったデザインが“ミシンで縫われる順番”を、Embrillianceはアニメーションで見せてくれます。ツールバーの針アイコン(Needle)をクリックすると、色ごとのステッチの進み方をその場で再生可能。

見てほしいのは、塗り順と塗り残しがないか。必要に応じて早送り・巻き戻しで全体像と細部を交互にチェックします。動画でもこの工程で全パートが塗り込まれていく様子が視覚的に確認できました。

プロのコツ
- プレビュー時に“色替えの回数”を意識するだけで、量産のしやすさが変わります。近似色はまとめ、迷ったら主役色を最後に回して印象を整えましょう。mighty hoops
PESで保存する(仕上げ)
準備が整ったら、ファイルメニューから保存へ。動画では「Save Stitching and Working」または「Save As Stitching and Working」を選び、ファイル名“cupcake”でPES形式を指定して保存していました。

PESは対応機種の多い実用的な形式。保存ダイアログで形式を確認し、目的のフォルダに保存すれば完了です。作業データを残しておけば、色替えやサイズを後から調整できます。

保存後は新規ページで次の作品づくりへ。ワークスペースが空(グリッドのみ)になれば、ひとまずミッション完了です。

注意
- 動画では特定機種や枠サイズの指定はありません。ミシン側の対応形式や転送方法は、各自の環境でご確認ください。brother 磁気 刺繍枠
プロのコツ
- 領域選択は“境界がはっきり見えるズーム倍率”で行う。
- 配色は「主役→相棒→アクセント」の3段構えで。まず1色を確定し、対比色とハイライトを足す。
- 似たトーンの色が重なると“のっぺり”しがち。明度差で段差をつける。
- プレビューでは“縫う順番”をよく見る。糸替えが多いと作業時間が膨らむため、色統合も検討。
- 保存は“作業データ(上書き可能)+出力データ(PESなど)”の二重化でバックアップを堅牢に。snap hoop monster for janome
クイックチェック
- SVGは正しく表示されているか(破損や背景色の混在はないか)
- マジックワンドで想定どおりの領域が選べているか
- Fillの適用漏れがないか(Runのみで止まっていないか)
- ステッチプレビューで色順・塗り残し・不要な色替えがないか
- 保存形式が目的(PESなど)に合っているか、保存先を把握しているか磁気 刺繍枠 for janome 500e
トラブルシューティング
- 領域がうまく選べない:拡大倍率を上げ、境界がはっきり見える状態でクリック。別の隣接面を先に塗ってから戻ると選びやすいことも。
- 色が変わらない:右側のカラーがアクティブか、OKが押されているか確認。Fillを適用し忘れていないかもチェック。
- プレビューが意図と違う:色の順番を見直し。同系色が分散しすぎると色替えが増えるので整理。
- 保存形式が見つからない:保存ダイアログの拡張子プルダウンを確認。環境によっては別名保存から選択する必要があります。磁気 刺繍枠
コメントから(Q&A)
Q1:これは無料のExpress版向けですか?
- 視聴者コメントでは「Brilliant Essentials」での操作という回答がありました。動画内では無料版かどうかの明示はありません。自分のバージョンで同等の機能が使えるかは、公式情報で確認しましょう。
Q2:文字ワッペンを作りたい。Artistic 1で足りますか?
- こちらも視聴者から「そのバージョンでも可能」との返答が寄せられていました。ただし、動画は文字ワッペンの手順を直接解説していません。作字やフォント機能の有無・仕様は各バージョンの説明を参照してください。mighty hoops for janome mb4
ひとこと
- 「Janome対応が見られて助かった」との声も。動画では糸色パレットでJanome名を使って色選択する様子が紹介されています。ソフト内のパレット呼称と、実糸の色番・色味は環境により差が出る場合があるため、仕上げ前のサンプル縫いで確認すると安心です。刺繍枠 for 刺繍ミシン
これで、SVG→配色→プレビュー→PES保存までのひととおりが完了。次は、同じ手順であなたの好きなモチーフに挑戦してみましょう。配色の工夫とプレビューの丁寧なチェック——この2つを守れば、初作品でも“見栄えのよい仕上がり”に必ず近づきます。
