手帳に縫う!紙に刺繍する基本ステッチ入門(バレットジャーナルを彩る花モチーフ)

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手帳に縫う!紙に刺繍する基本ステッチ入門(バレットジャーナルを彩る花モチーフ)
160gsmの厚紙に刺繍して、バレットジャーナルへ貼り込む——紙でもできる手刺繍のやさしい入門ガイドです。下絵→穴あけ→4つの基本ステッチ(バック、ウィップドランニング、レイジーデイジー、サイドフェザー)→裏の糸処理→トリミング→手帳レイアウトまで、動画の流れを丁寧に再構成。初心者でも失敗しにくい紙選びや糸の本数(2本取り)のコツもカバーします。

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Table of Contents
  1. 手帳のための紙刺繍・はじめに
  2. 紙と図案の準備
  3. 紙に向く基本ステッチをマスター
  4. うまくいくためのコツ集
  5. 仕上げとバレットジャーナルへの取り込み
  6. 最後に:手刺繍がくれる“ゆっくりの楽しみ”

手帳のための紙刺繍・はじめに

手帳に直接縫うこともできますが、動画では“別紙に刺繍してから貼る”方法を採用しています。理由はシンプル。表面は美しくても、裏面の糸運びはどうしても見栄えが落ちやすいから。完成後にトリミングしたピースをページに固定すれば、すっきり仕上がります。

プロのコツ

  • 刺繍に慣れていないうちは、まず別紙で練習してからページへ貼ると安心。
  • 使う紙は厚手(160gsm)一択。薄い紙は穴で裂けやすく、糸を引くたびストレスに。

クイックチェック

  • 作品の目的は? スプレッドのアクセント? 引用文の飾り? フォーカスを決めると図案も無理なく絞れます。

紙と図案の準備

紙厚の選び方(160gsmが鍵!)

紙刺繍の大前提は“破れにくさ”。動画では160gsmの厚紙を使用。これが最低ラインの目安です。薄い紙は穴が重なると裂けやすく、ループ系のステッチで引いた瞬間に紙がよれることも。

Close-up of a hand using a pencil to sketch a delicate plant stem on a yellow dot-grid paper.
The presenter begins sketching a simple plant stem with a pencil on the dot-grid paper, guiding the initial design.

注意

  • 薄紙は避ける。どうしても使うなら、穴の間隔を広めにしてテンションを極力弱く。

花の下絵を描く

鉛筆でシンプルな花茎、葉、花弁の下絵をさっと描きます。複雑すぎる図案は初心者には不向き。動画の例では、細長い花(ラベンダー風)、小さな葉の茎、大きな花(ひまわり風)の3種を配置しています。

Top-down view of a yellow dot-grid paper with a complete pencil sketch of three different floral stems.
The completed pencil sketch shows three distinct floral designs, including a lavender-like stem, a small leafy stem, and a sunflower-like flower.

プロのコツ

  • ブログの配布プリント(ドット状のガイド)を使えば、穴位置が安定して線の乱れが減ります(動画内で言及)。

クイックチェック

  • 茎のラインは緩やかに。急カーブは穴の負担が増え、紙が裂けやすくなります。

穴あけ:紙刺繍の土台づくり

図案が決まったら、針でラインに沿って穴を空けます。茎は等間、葉は形に沿って数点、花弁の先端には目印となる穴を。近すぎる間隔は裂けの元、遠すぎると線が途切れて見えます。

Close-up of a hand holding a needle and poking holes along a sketched stem on yellow dot-grid paper.
Using a needle, the presenter carefully pokes holes along the penciled lines of the stem, preparing the paper for stitching.

コメントから

  • 「どんな針?」という質問には「ふつうの縫い針でOK」との回答。指先には十分に注意を。

クイックチェック

  • 穴間隔は均一か?
  • 下絵のラインに対して穴がぶれていないか?

紙に向く基本ステッチをマスター

バックステッチ:強いラインと葉づくりに

最初の茎は青い糸で。糸は“2本取り”が扱いやすく、穴の抵抗も軽減できます。バックステッチは「1歩進んで半歩戻る」要領で、途切れない線を作るのに最適。葉は同じ穴へ複数回戻して形を出すのがポイントです。

Close-up of hands separating two strands of blue embroidery thread from a thicker bundle.
The presenter demonstrates how to separate individual strands from the embroidery floss, using two for the stitching.

注意 - 強く引きすぎない。紙がしわになったり、穴が広がってほつれの原因に。

Close-up of a hand performing a backstitch with blue thread on the first stem of the floral design.
The first stitch, a backstitch, is demonstrated as the needle comes up and goes back to create a continuous line for the stem.

プロのコツ - 途中で糸が尽きたら、無理に継がずカット&新しい糸へ。裏で糸端を短くまとめれば表にひびきません。

Close-up of a hand continuing the backstitch with blue thread, progressing up the stem.
The backstitch progresses up the stem, showing how each stitch connects to the previous one to form a solid, unbroken line.

クイックチェック

  • ステッチの長さはそろっている?
  • 線に“隙間”が見えたら、もう一針戻って埋める。

ウィップドランニング:ふっくらした質感

次の茎は薄いグリーン。まずは基本のランニングステッチ(点線状)で一往復。続けて、表から各ステッチに“巻きつける”ように糸を渡すと、浮き上がるような質感になります。葉は1本線でさりげなく。

Close-up of a hand stitching blue leaves using the backstitch method, carefully re-entering holes.
Leaves are formed by re-entering the same hole multiple times with the backstitch, building up a delicate leaf shape.

プロのコツ - 巻きつける糸のテンションはふんわり。強く締めると点線がつぶれてしまう。

Close-up of a hand beginning the whipped running stitch with light green thread on the second stem.
The presenter starts the whipped running stitch, where a running stitch is made first, and then the thread is looped around it.

クイックチェック

  • 巻きの方向と間隔は一定? 点線の山が均等に見えるか確認。

関連メモ

  • なお、ミシン刺繍の世界では、ステッチ補助のための道具名(例:snap hoop monsterfast frames embroideryなど)を見かけますが、本記事の手順は“手縫い×紙”に特化しています。

レイジーデイジー:小花のループ

ループを作って同じ穴に戻し、先端でとめる——このシンプルな手順で“花びら”が次々に生まれます。ピンクの糸で、先のグリーンの茎に小花をいくつも添えていきましょう。ループは締めすぎずに、ふっくらと。

Close-up of a hand continuing the whipped running stitch with light green thread, showing the looped effect.
The thread is carefully looped around each running stitch, creating a textured, raised effect along the stem.

注意 - 引きすぎるとループが消えます。ループの“輪”が見えるギリギリで止めるのがコツ。

Close-up of a hand initiating the lazy daisy stitch with pink thread, forming a small loop.
The lazy daisy stitch begins with forming a loop, then bringing the needle up through a hole and back into the same one to secure it.

クイックチェック

  • 花びらの大きさはそろっている? 乱れが出たら、一度だけやり直す勇気を。

チェーンステッチ:もう一本の茎に表情を

続いて、大きな花用の茎はイエローでチェーンステッチ。レイジーデイジーに似た“輪”を、一直線につないでいくイメージ。各リンクのサイズを揃えると、伸びやかな“鎖”のラインが生きます。

関連メモ

  • 刺繍ミシン入門の文脈(刺繍ミシン for beginners など)とは別アプローチ。紙×手縫いではテンション管理と穴間隔が仕上がりのすべてです。

サイドフェザーステッチ:葉にニュアンスを

大きな花の葉にはサイドフェザーステッチ。上部にL字のループをつくりながら進め、最後に下辺をバックステッチでつないで輪郭を整えます。片側が空く構造なので、軽やかな葉に仕上がります。

Close-up of a hand continuing the lazy daisy stitch with pink thread, creating multiple loops for lavender flowers.
Several lazy daisy stitches are worked along the stem, with care taken not to pull the loops too tight, forming delicate lavender-like flowers.

プロのコツ - ステッチ間隔を等しく。L字の角度がそろうと、葉の“羽根”がきれいに並びます。

Close-up of a hand stitching dense, tight lazy daisy petals with yellow thread for a sunflower-like flower.
The lazy daisy stitch is used more tightly and closely together here, forming a round, dense petal for a sunflower-like flower.

クイックチェック

  • L字の向きがブレていない? 角度がバラつくと葉先が暴れて見えます。

うまくいくためのコツ集

刺繍糸は“2本取り”が基本

動画では6本撚りの刺繍糸をほどき、2本だけを使っています。紙への負担が少なく、繊細さも保てる黄金比。色は、紙色とのコントラストがある方がディテールが見やすくなります。

注意

  • 糸をほどくときはゆっくり。ねじれたまま通すと、表でヨレが目立ちます。

テンション管理:紙だからこそ“弱め”

布よりも紙は伸縮しないため、糸の引きは控えめに。特にループ系(レイジーデイジー、チェーン)は“締めすぎない”が鉄則。裏面で糸端を軽く固定してから引くと、表の形が崩れにくくなります。

関連メモ

  • 用語としてembroidery 磁気 刺繍枠やmighty hoopsが気になる方もいるでしょう。これらは主にミシン刺繍向けの話題で、紙の手刺繍では不要です。必要最小限の道具で、軽快に進めましょう。

裏面をテープで整える

仕上げ前に、裏側の糸端をテープで固定しておくと扱いやすくなります。動画では終盤にまとめて貼る流れ。途中で貼りすぎると作業が煩雑になるので、最終段階で一気に。

Close-up of a hand starting the side feather stitch with yellow thread for a leaf, creating an L-shaped loop.
A new technique, the side feather stitch, is initiated for the leaf, forming an upside-down L-shape to create texture.

プロのコツ - 透明テープは端までしっかり。糸端が飛び出すと、ページに貼った後で引っかかりの原因に。

Close-up of hands applying clear tape to the back of the embroidered paper to secure loose threads.
Clear tape is carefully applied to the back of the finished embroidery to secure all loose thread ends, ensuring the work remains neat.

クイックチェック

  • 糸端はすべてテープの内側に収まっている?

仕上げとバレットジャーナルへの取り込み

作品をトリミング

四角に整えるだけで見違えるほど“作品感”が出ます。刺繍の際、紙端が毛羽立っていることがあるので、ハサミで丁寧に面をそろえます。刺繍に近すぎるカットはNG。余白はデザインの一部です。

Close-up of hands using scissors to cut the embroidered paper into a neat rectangular shape.
The finished embroidered paper is carefully trimmed with scissors to create a clean, rectangular shape, preparing it for inclusion in the journal.

手帳ページに固定して演出

ドット方眼のページの片側に、完成ピースを配置。ピンクのマスキングテープで縁取りすれば、アクセントカラーが生まれます。今回は“Flowers need a little rain to grow”の引用を手書きで添えて、テーマに厚みを。

Overhead shot of an open dot-grid bullet journal with the finished floral embroidery taped to the side and a handwritten quote.
The completed embroidery piece is affixed to a bullet journal page with pink washi tape, accompanied by a handwritten quote, creating a beautiful and personalized spread.

プロのコツ

  • 貼る前にレイアウトを試す。角に寄せるか、中央に据えるかで見え方は大きく変わります。

クイックチェック

  • テープの粘着は十分? 長期保存を考えるなら、テープ+見えない位置に薄くのりを併用。

コメントから

  • 「手帳に直接縫ってもOK?」という声には、チャンネルからの“楽しんで!”の後押し。動画では“別紙→貼る”方式ですが、ページダメージを許容できるなら直接縫う実験も面白いはず。
  • 「穴あけは何で?」には“ふつうの縫い針”。ただし下敷きにコルクなどを敷くと作業が安定、という視聴者のナイス提案も。

最後に:手刺繍がくれる“ゆっくりの楽しみ”

動画の作者は「刺繍のプロじゃない」と率直に語ります。それでも、紙に糸を通す一針ごとに、手帳は自分だけの景色へ。完璧よりも“自然な揺らぎ”を愛でる視点が、植物モチーフによく似合います。

作品のアイデア

  • ミニカードサイズで季節の一輪を。スケジュールページに差し込めます。
  • 連載風に、毎月違うステッチを1モチーフずつ。

小さなまとめ

  • 厚紙(160gsm)+2本取り、これが紙刺繍の安定レシピ。
  • ループは締めすぎず、裏はテープで清潔感。
  • 仕上げはトリミングと配置で“見せる”へ。

関連メモ(用語について)

  • ネットで紙刺繍を調べると、ミシン刺繍向けの情報(例:magneticsnap hoop monster関連)が混在します。本記事は“手縫い”の道のり。シンプルな道具で、まずは1輪から始めましょう。