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動画を見る:Juki Junkies「Pre-Wound Bobbins: Fil-Tec Magna-Glide and Clear-Glide for Juki & Janome」
糸巻きの手間を、まるごとカット。プレワインドボビンなら、縫い始める勢いのまま最後まで。しかも張力は毎回安定。この記事では、動画の内容をもとに、Magna-Glide(機械式)とClear-Glide(コンピューター)の選び方と装着手順を一気に解説します。
【学べること】
- プレワインドボビンの利点(張力・時短・糸量)
- Magna-GlideとClear-Glideの違いと適合機の見極め方
- 機械式ミシンでのボビンケーススプリングの外し方/戻し方
- それぞれの正しい装着手順と注意点
はじめに:Fil-Tecのプレワインドボビンとは Fil-Tecのプレワインドは、最初から均一に巻かれた下糸がセットされたボビンです。目的はシンプル。安定した張力と時間の節約、そして糸巻きミス(いわゆる“ふわふわボビン”)の回避。

機械式・コンピューターの両方に対応しますが、使うべきタイプが異なります。本記事はJukiとJanomeユーザーを中心に、その見分け方と使い方を整理します。
Magna-Glide:機械式ミシンに最適な理由 Magna-Glideのコアは独自設計。側板のない糸巻きがぎゅっと密に巻かれ、中心の小さな樹脂ピースに磁石が内蔵されています。指で強く押してもビクともしないほどのタイトな巻きで、糸がほどけにくいのが特長。

何が嬉しいか。まずは張力の再現性。すべて同じ機械で同じように巻かれるため、ボビンごとの個体差がぐっと小さくなります。次に糸量。一般的な自巻きより多くの糸を収められるので、ボビン交換の頻度を抑えられます。さらに、ジャー型の収納で色ごとにまとめておけるのも実用的。

適合するのは、金属ボビンケースを備えた機械式ミシン(例:Juki TLシリーズ)や一部の刺しゅう機。サイズはLクラスがJuki TLの多くで標準、より大きいMクラスはMiyabi 350などで使用されます(本動画では適合サイズの見極めに言及)。

もう一点、Magna-Glideの要は磁気コア。これが金属ボビンケースにすっと吸い付くように収まり、装着が確実になります。色のバリエーション確認にはFil-TecのGlideカラーチャートが便利です。

プロのコツ
- 同じ機種で自巻きも併用するなら、Magna-Glide専用にボビンケースを1個用意すると交換がラクで確実。
- Magna-Glideは側板がない構造のため、スプリングに糸が触れて引っかかるのを避ける設計・運用が鍵です。
注意
- コンピューターミシンは磁石を嫌います。Magna-Glide(磁気コア)は使用しないでください(詳細は後述)。この点は動画でも強調されています。
Clear-Glide:コンピューターミシンに最適な理由 Clear-Glideは、一般的なプラスチックボビンに高密度で下糸を巻いたプレワインド。磁石は一切使用していません。

なぜコンピューター向けか。コンピューターミシンは磁気の影響を嫌うため、Magna-Glideのような磁気コアは非推奨。Clear-Glideなら、ドロップイン式のボビン室にそのまま入れて正しく動作します。パッケージはスリーブ入り(動画では10個入り例を紹介)。

縫い品質の要は張力の安定性。Clear-Glideも均一に硬く巻かれているため、縫い進めても“ふにゃっとしたボビン”になりにくく、目飛びや裏面のルーピング等のトラブルを抑えられます。時短・糸量のメリットはMagna-Glide同様。

糸の組み合わせについて、動画では下糸Glide 60(ポリエステル)と上糸Glide 40(ポリエステル)の組み合わせが紹介されています。素材を合わせることで安定した結果が得やすくなります。
クイックチェック
- コンピューター機ならClear-Glide。機械式(Juki TLなど)で金属ボビンケースならMagna-Glide。
- 下糸方向はClear-Glideで“左ほどき”を確認(動画の動作例)。
- 色はGlideカラーチャートで事前に確認。
実践手順:Magna-Glide(機械式)を装着する
- ボビンケースの準備(スプリングの扱い)
Magna-Glideは側板がないため、金属ボビンケースのテンションスプリングに糸が触れて引っかかる可能性があります。専用ボビンケースを用意し、スプリングを外しておくと運用が安定します。小型のマイナスドライバー(またはピンセット)で爪を軽くこじり、スプリングを外します。

外したスプリングは紛失・変形防止のため、小袋に保管しましょう。取り外し後の状態を確認して、部品の欠落がないかをチェック。

- Magna-Glideを装着
磁気コア側をボビンケース側に向け、まっすぐ押し込みます。コツンと磁石が収まる感触があればOK。あとは通常どおり、溝に沿って糸を引き出します。

- スプリングを戻す(自巻きに戻したい場合)
元に戻す場合は、タブをガイドに合わせて軽く押し込み、カチッと音がするまで確実に固定します。無理な力をかけると変形の恐れがあるため、工具の角度と力加減に注意。

注意
- スプリングは勢いよく飛ぶことがあります。目や周辺への飛散に注意し、手元を覆いながら作業してください(動画の注意喚起)。
プロのコツ
- スプリングを頻繁に脱着するより、Magna-Glide専用ボビンケースを1つ用意する方が結果的に安全で早道です。
実践手順:Clear-Glide(コンピューター)を装着する
- ドロップインに“左ほどき”でセット
Clear-Glideは通常のプラスチックボビンと同様、ドロップインのボビン室に落とし込み、糸が左方向にほどける向きでセットします。あとは指定の溝へ糸を通すだけ。

- なぜMagna-Glideが不可なのか
Magna-Glideをコンピューターミシンに入れると、磁石が上向きになったり内部でボビンが跳ねたりして正しく機能しません。動画でも“中で跳ねる様子”が示され、使用非推奨の理由が視覚的に確認できます。

クイックチェック
- セット後、手回しで下糸の引き出しとスムーズな送りを確認。
- ボビンが内部で暴れていないか、異音や引っ掛かりがないかを耳と手でチェック。
仕上がりを安定させる活用術と購入先 - カラー選び:Fil-Tec Glideのカラーチャートで、プロジェクトに合う下糸色を選びましょう。動画ではチャートの見方が紹介されています。

- 上糸との相性:下糸Glide 60(ポリエステル)×上糸Glide 40(ポリエステル)で素材を合わせ、張力の安定を図るのが基本。
- 在庫と運用:作業机横にプレワインドの“常備ゾーン”を作り、切れたら即交換。糸巻きに戻らないワークフローをつくると時短効果が最大化します。
注意(まとめ)
- コンピューターミシンにMagna-Glide(磁気コア)は使わない。
- 機械式でMagna-Glideを使うなら、スプリングの扱いに注意(外す/専用ケースを用意)。
- 工具は小型マイナスドライバーなど適切なサイズを使用し、部品の変形を避ける。
コメントから
- 今回の動画について、公開コメントは本稿の時点で参照情報がありません。質問があれば動画コメント欄へ、と案内されています(動画内言及)。
関連トピックのメモ
- 磁気の扱いに関心がある方へ:コンピューターミシンは磁石に敏感という動画の注意点は、他の磁気アクセサリーにも当てはまる示唆があります。例えば、刺しゅうで磁気フレーム・磁気枠を使う際は、機種の仕様とメーカーの推奨に必ず従いましょう。ここでは一般論にとどめ、具体的な製品適合は各メーカー資料でご確認ください。
参考リンク(動画内の案内)
- 製品とアクセサリー:JukiJunkies.com(購入先の紹介あり)
- Glideカラーチャート:色の確認とプレワインド対応の目印が便利
豆知識:キーワードと検索のヒント
- 磁気アクセサリーの情報収集では、メーカー名+製品タイプで検索すると仕様比較がしやすくなります。たとえば、兄弟機や他社機の話題を俯瞰するなら、次のような用語例が検索の出発点になります(適合可否は必ずメーカー情報で確認してください)。プレワインドの“磁石に対する注意”を理解する補助知識として役立ちます。
- 一例としての用語メモ(適合の保証ではありません)
- 磁気 刺繍枠 for bernina を調べると、磁石を使うアクセサリーの一般的な注意点が見えてきます。
- 兄弟機の事例を俯瞰するなら 磁気 刺繍枠 for brother の検索も参考になります(必ず機種別の注意を確認)。
- Janome系では janome 磁気 刺繍枠 の話題から“磁気と電子制御”の関係を再確認できます。
- 刺しゅうフレームのジャンルとして mighty hoops は磁気式の代表的用語として知られています。
- 大判フレーム関連の話題では snap hoop monster for janome が役立つキーワードになることも。
- 工業系ブランドのトピックを俯瞰するには tajima 磁気 刺繍枠 のような用語も出発点になります。
- Baby Lock系の動向を知るなら babylock 磁気 刺繍枠 を足がかりに、機種別の注意ポイントをチェックしましょう。
よくある質問(動画の要点から)
- Magna-GlideとClear-Glideの違いは?
磁気コアの有無です。Magna-Glideは磁石入りで金属ボビンケースの機械式向け。Clear-Glideはプラスチックコアでコンピューターミシン向け。
- Magna-Glideをコンピューターミシンで使える?
いいえ。磁気の影響や内部での不安定な挙動が起こるため、使用は推奨されません。
- スプリングは外すべき?
Magna-Glide(側板なし)では、糸の引っ掛かり回避のためスプリングを外す運用が推奨されます。戻し方も動画で解説されています。
- 糸の番手・組み合わせは?
下糸にGlide 60(ポリエステル)、上糸にGlide 40(ポリエステル)の組み合わせが紹介されています。
最後に プレワインドは、縫い時間を最大化し、仕上がりの再現性を底上げする実用的な選択肢。Magna-GlideかClear-Glideか、ミシンのタイプで選び、正しい手順で装着すれば、あなたの作業リズムは見違えるほど滑らかになるはずです。動画では、JukiJunkies.comでの入手先やGlideカラーチャートのプレゼント企画にも触れられています。詳細は動画本編をチェックしてください。
補足:検索ヒント(再掲)
- 磁気アクセサリーを検討する際は、動画の教え“コンピューターは磁石が苦手”を合言葉に、機種の公式情報で適合と注意事項を必ず確認しましょう。たとえば、Baby Lock系話題の起点として baby lock 磁気 刺繍枠 を調べる場合も同様です。
