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動画を見る:「How to Make the Perfect Handmade Tassel with No Exposed Knot」(Mason Creations etc)
結び目が見えない——それだけでタッセルはぐっと“プロ仕様”に。刺しゅう糸ひと束から、上質なアクセントを生み出すレシピを実演した本動画。この記事では、実際の手順・素材の組み合わせ・失敗回避と仕上げの勘所まで、すべて日本語で深掘りします。

完成形を先に知れば、作業の迷いが消えます。青と紫のビーズ入り、白×極細ピンクリボン×メタリック糸のきらめき、麻ひものラスティック、毛糸のふんわりまで——多様な作例はそのまま“型”として真似できます。

- 学べること
- タッセルヘッドの巻きと結び目の完全な隠し方(中央に結び、針で上へ)
- まっすぐ端を揃えるトリムのコツ(定規+ロータリーカッター)
- ビーズや紙ビーズ、極細リボン&メタリック糸の取り入れ方
- 麻ひも・毛糸など素材別の工夫
- 用途アイデア(オーナメント、バッグ飾り、キッチンのファームハウス風デコなど)
はじめに:結び目ゼロの秘密 タッセルの美しさは“頭”で決まります。動画の核は、巻き糸の結び目を束の中心で作り、針で糸端をトップの穴へ引き出して隠す工程。見えない場所で結ぶから、どの角度から見てもすっきり。ここを理解すると、どんな素材でも仕上がりが安定します。
プロのコツ
- 結び目は必ず束の“真ん中”に落とす(外周に寄ると透けやすい)。
- 針で糸端をトップへ抜くとき、巻きの直下を通すと安定感が増します。
- ヘッド巻きは位置を半インチ(約1.3cm)下に固定して、巻き幅を一定に。
注意
- 測定値は動画内で厳密なミリ指定はありません(目安は“約半インチ下”)。
- ブランド指定はなく、一般的な刺しゅう糸などで再現できます。
基本のフロスタッセルを作る
- ラッピング用の糸を用意する(Step 1|00:22〜)
最初に、巻きに使う糸をひとまとまりで確保。動画では刺しゅう糸から“約1ヤード”を引き出しています。先に分けておくことで、後工程がスムーズに。

クイックチェック
- 巻き用は長めに確保。途中で足りないと継ぎ目が見えやすくなります。
- 本体用の束を半分にカット(Step 2|00:30〜)
刺しゅう糸の帯(紙ラベル)は付けたまま、全体を半分に。帯がガイドになり、形が崩れません。厚みを出したいときは二つとも使えますが、動画では片側のみ採用。

- ループに通して初期の固定(Step 3|00:41〜)
カットした半束のトップループに、先ほどの巻き糸を通して結びます。ここはまだ見えてもOK。次の工程で隠れます。束の糸が絡んでいないかを整えるのを忘れずに。

- ヘッドを形成し、結び目を覆う(Step 4|01:08〜)
トップから約半インチ下へ位置取りして、きつく結んでから長い側の糸でヘッド周りをしっかりと巻き上げます。直前の結び目が完全に隠れるまで巻き進め、均一な帯に。

- 結び目を中央に埋めて、糸端を上へ(Step 5|01:51〜)
束を左右に割いて中心にアクセス。ここで巻き糸の両端を結んで“中央に”結び目を落とします。続けて片方ずつ針に通し、タッセル中央を上へ突き抜け、トップの穴から引き出せば、結び目は見えません。これで吊り下げループも形成されます。


- ボトムを水平にトリム(Step 6|02:49〜)
カッティングマット上で定規を当て、ロータリーカッターで一気に揃えます。毛羽立ちが少なく、真っ直ぐな端が出せます。

プロのコツ
- 巻きは“きつく・短時間で”。ゆるむ前に決め切ると帯が揃います。
- トリムは少し長め→微調整の順。切りすぎを防げます。
ビーズ&テクスチャで格上げする 1) ビーズで華やかに(Step 7|03:10〜) 青と紫の半束を組み合わせ、基本手順(1〜6)でタッセルを作成。あらかじめ、銀色ビーズと手作りの紙ビーズを糸に通しておきます。針を“巻きの直下”から通してトップへ引き抜けば、ビーズが美しく並びます。


クイックチェック
- ビーズは“先に通す”が鉄則。後からの通し直しは絡みの元。
- 紙ビーズは完成後、磁器のような表情に。軽さがタッセル向きです。
2) リボン&メタリックで光を足す(Step 8|04:22〜) 白い刺しゅう糸に、極細ピンクリボンとパール感のあるメタリック刺しゅう糸をブレンド。どちらも厚紙に巻き付けて片側をカットすれば、長さが均一な“束素材”に。糸・リボン・メタリックを合流し、基本手順どおりヘッドを作ります。


注意
- リボンやメタリック糸は絡みやすいので、少量ずつ整えながら加えるときれいに散らせます。
ラスティックとふんわり:麻ひも&毛糸タッセル 1) 麻ひもでファームハウス風(Step 9|05:25〜) 細めゲージの麻ひもを厚紙に巻いて片側カット。ヘッドの巻きは麻ひもだと太すぎるので、同色の刺しゅう糸で巻くのがコツ。トップを結び、基本手順で隠し結び→トリムへ。

2) 毛糸でボリューム(Step 10|06:05〜) 毛糸は厚みが出やすい素材。ヘッドの巻きだけ刺しゅう糸で行うと、引き締まりと操作性が両立します。ニット・かぎ針の作品端に合わせやすい柔らかな存在感です。
コメントから:実践者の声とヒント
- 太いコードの端にタッセルを作れる? → 結んで端をほぐせば可能との意見。綿芯入りコードは一部をほどいて芯を外し、その素材でタッセル化する案も共有されました(コメントやり取りより)。
- 木製オーナメントへの付け方は? → 下部に穴を開けて取り付ける方法が提案されています。
- 使っている針は? → “ドールニードル”の約5インチとの回答(ゲージは未特定)。
インスピレーションと活用アイデア
- 季節のオーナメント:木製プレートの下に1本、リースには複数本の束でボリュームを。
- バッグ&ポーチ:引き手に小さめタッセル、マチの角に揺れる飾りとしても。
- テーブル周り:メニュータグ・ナプキンリングに一粒のアクセント。
- ファームハウス風:麻ひもや白×生成りの配色で、素朴なキッチンディスプレイに。
- テクスチャ遊び:紙ビーズやメタリック糸を少量混ぜるだけで、軽やかな“光”が生まれます。
プロのコツ
- ビーズは“巻きの下”から通してトップへ。位置が安定し、ヘッドのラインも崩れない。
- 糸色を2色にする場合は、半束×半束の組み合わせで。混ざり具合が自然になります。
クイックチェック
- ループは均等? → 針で引き出す際、両端のテンションを揃える。
- 結び目は見えない? → 束の中心で結んでから上へ抜く。見えるなら再調整を。
- 底は水平? → マット+定規+ロータリーで“一発カット”。
ちょっと上級の寄り道:刺繍とタッセルの共演 ハンドメイドの楽しみは“組み合わせ”にあります。たとえば、刺繍ワッペンやネームタグを添えたタッセルキーチャーム。マシン刺繍を活用するなら、固定のしやすいフレーム類を持っておくと小物作りがはかどります。最近はマグネット式の枠も多く、厚手素材や細長いパーツの固定に便利。こうした周辺ツールは、タッセルと刺繍の“二軸ものづくり”で相性抜群です。磁気 刺繍枠
実用メモ
- ブランドやモデル別の枠も豊富。手持ちのミシンに合わせた情報収集を。brother 刺繍枠
- 付け外しがラクな大型スナップ式もあり、段取り短縮に有効。snap hoop monster
- 機種によってはマグネット式の採用で、厚手のタグ素材やフェルトを“浮かせ留め”できる場合があります。magnetic フレーム
- ミシン刺繍で作ったタグ+タッセルは、ギフト映えも抜群。embroidery 磁気 刺繍枠
- 機種ごとに適合が異なるので、対応表の確認は必須です。janome 磁気 刺繍枠
- 磁力タイプのフレーム全般は、針板に干渉しない配置や厚みの見極めが大切。mighty hoop
よくある質問(動画の情報に基づく) Q. どんな素材が使えますか? A. 刺しゅう糸、毛糸、麻ひも、リボン、メタリック糸など多様に応用できます。動画ではすべて実例つきで紹介。
Q. 結び目はどう隠す? A. 束の中央で結んでから、針で糸端を上(トップの穴)へ引き抜きます。ヘッドの巻きがカバーになり、見えません。
Q. 長さを揃える方法は? A. マットに置き、定規を当ててロータリーカッターで一気にカット。均一なラインが出せます。
トラブルシューティング
- ヘッドが締まらない:巻きが緩い可能性。巻き直し、同じ位置へタイトに。
- ループが左右非対称:針で抜いた糸端のテンションを揃え、再度引き直す。
- ビーズが落ち着かない:巻き直下から上へ通しているか確認。位置が下がると揺れが大きくなります。
まとめ:あなたのタッセル旅を続けよう 基本の“見えない結び目”が身につけば、素材が変わっても怖くありません。ビーズで華やかに、リボンで可憐に、麻ひもで素朴に、毛糸でふんわりと。小さな束に無限の表現が宿ります。動画の通り、手順はシンプル。それでいて完成は驚くほど“既製品見え”。次は紙ビーズのレシピも取り入れて、あなたのタッセルをさらにアップグレードしてみませんか?

