Ricoma刺繍機「No Needle(針なし)」エラー完全対処ガイド:MT-1501/Marquee 2003/CHT2-1506

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Ricoma刺繍機「No Needle(針なし)」エラー完全対処ガイド:MT-1501/Marquee 2003/CHT2-1506
Ricomaの業務用刺繍機で突然「No needle(針なし)」や「Needle bar is not positioned correctly」と表示されて動かない—そんな“あるある”トラブルを、画面表示の見方から物理調整による即解決まで、モデル別(MT-1501/Marquee 2003/CHT2-1506)に整理しました。表示が「0」になる理由、赤表示の意味、手元のノブ・ホイール・隠しシャフトの使い分けを、実演タイムスタンプとともに解説。生産を止めないためのクイックチェックや注意点、プロのコツもまとめています。

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Table of Contents
  1. Ricomaの型番を素早く理解する
  2. MT-1501の「No needle」エラーを直す
  3. Marquee 2003の「ニードルバー位置不正」を直す
  4. CHT2-1506の「241: Needle error」を直す
  5. 汎用ヒント:エラーに強い運用のために
  6. まとめ:止めない刺繍現場づくり

Ricomaの型番を素早く理解する

Ricomaの型番は“針数×ヘッド数”を表します。例:MT-1501は15針・1ヘッド、Marquee 2003は20針・3ヘッド、CHT2-1506は15針・6ヘッド。動画ではこの3台を使って、それぞれの画面でエラーがどう見えるかを実演しています。型番の意味が分かると、画面表示の読み解きもスムーズです。

プロのコツ:同じ“針位置不正”でも、機種により表示箇所・色・文言が異なります。まずは“その機種のどこを見るか”を体で覚えておくと復旧が速くなります。

注意:ここで解説するのは動画にある3モデルの事例です。仕様は個体差やアップデートで変わる可能性があり、詳細は各機のマニュアルに従ってください。

クイックチェック:

  • MT-1501…針番号が0、ポップアップで“No needle”。
  • Marquee 2003…針番号が赤色表示、アラートダイアログに“130: Needle bar is not positioned correctly”。
  • CHT2-1506…針表示が0、ステータスバーに“241: Needle error”。

MT-1501の「No needle」エラーを直す

症状を見極める(表示の読み方)

MT-1501は通常、画面に現在の針番号が表示されます。ここが“0”になっているときは、選択された針が“認識されていない”状態。スタートを押すと“No needle”というメッセージが出て動作しません。

Ricoma MT-1501 display showing needle 6
The Ricoma MT-1501 machine display shows that it is currently set to needle number 6, indicating a ready state for embroidery.

“0”表示は見落としがちですが、再現性の高いサインです。ポップアップが出たら、EscやOKを押しても解決しないため、物理調整に進みます。

Ricoma MT-1501 display showing 'No needle' error
The MT-1501's display shows a 'Message' box with 'No needle' when attempting to start without a needle in position, preventing operation.

表示の“0”は“針が物理的に位置決めされていない”ことの表現です。原因はさまざまですが、解決はシンプル。慌てず画面と実機の同期を取り戻すイメージで進めましょう。

Ricoma MT-1501 display showing needle 0
The display of the MT-1501 shows '0' where the needle number should be, indicating that no needle is currently selected or recognized by the machine.

赤いノブで微調整(ステップ実演)

1) 赤いノブ(針バーを手動で回すためのダイヤル)を探します。 2) ノブをゆっくり、時計回り/反時計回りのどちらかに回して、画面の針番号が“0”から有効な数字に変わる瞬間を待ちます。 3) 数字が表示されたら、スタートで動作確認。

ポイントは“ゆっくり”。勢いよく回すと適正位置を行き過ぎて、また0に戻ることも。画面のフィードバックを凝視して、数字が出たら止める——この呼吸感が命です。

Hand turning red knob on Ricoma MT-1501
A hand turns the red adjustment knob on the side of the Ricoma MT-1501, which is used to manually advance the needle bar.

プロのコツ:数字が出た直後は、ほんの数ミリの余計な回転でも状態が変わることがあります。そっと手を離してから画面を再確認しましょう。

Ricoma MT-1501 display with '0' needle count changing
As the red knob is turned, the MT-1501's display shows the needle count changing from '0' to an active number as the needle bar moves into position.

結果の見方:針番号が“6”(例)など有効値になり、スタートで刺繍が始まればOK。ポップアップは出ず、通常動作に戻ります。

Ricoma MT-1501 display ready to embroider
The MT-1501 display now shows needle number 6 and is ready to start, indicating the successful resolution of the 'No needle' error.

注意:動画では工具は使っていません。MT-1501はノブだけで十分に復旧可能です。強い力で回しすぎないようにしましょう。

Marquee 2003の「ニードルバー位置不正」を直す

赤い針番号=エラー状態

Marquee 2003の新しいディスプレイでは、“針番号の色”が重要なサインです。黒は正常、赤は“ニードルバーが正しく位置決めされていない”ことを意味します。スタートを押すとアラートダイアログに“130: Needle bar is not positioned correctly”。このとき針番号は赤のままです。

Ricoma Marquee 2003 display with 'Needle bar is not positioned correctly' error
The Marquee 2003's large touch screen displays an 'Alert' dialog: '130: Needle bar is not positioned correctly,' indicating a fault that prevents operation.

赤表示は“針なし(No needle)”と同質の現象です。色の意味を知っていれば、原因の切り分けが速くなります。

Ricoma Marquee 2003 display showing red needle #1
The 'NEEDLE' indicator on the Marquee 2003's display shows '#1' in red, signifying that the first needle is not correctly positioned, leading to an error.

調整ホイールで位置決め

1) 本体の調整ホイール(黒)を見つけます。 2) 左右いずれかに“少しだけ”回し、赤い針番号が黒に変わる瞬間を狙います。 3) 黒に戻ったら、スタートで試運転。エラーが出ずに動作すれば復旧完了。

ここでもキーワードは“ゆっくり”。大きく回す必要はありません。画面の色が変わるピンポイントを探る感覚で。

Hand turning adjustment wheel on Ricoma Marquee 2003
A hand turns the adjustment wheel on the Ricoma Marquee 2003, which manipulates the needle bar's position to resolve the error.

結果の見方:針番号が黒に戻り、スタートでそのまま縫い始めればOK。色の変化=位置合わせが完了した合図です。

Ricoma Marquee 2003 display ready to start
With the needle bar correctly positioned, the Marquee 2003's display is back to normal, and the 'START' button can be pressed to begin embroidering.

クイックチェック:スタートボタンが“長押しでロード→スタート”という挙動になるのがMarquee 2003の特徴。エラーが消えると、ロード後に自然に刺繍が始まります。

注意:赤→黒へ戻す際にホイールを強く回すのは厳禁。内部機構に不必要なトルクがかかります。微調整を基本に。

CHT2-1506の「241: Needle error」を直す

ステータスバーに注目

CHT2-1506は、画面上部(もしくは所定位置)のステータスバーに赤字でエラーを出します。針表示が“0”になって、ステータスバーに“241: Needle error”。この状態ではスタートを押してもビープ音が鳴るだけで、動作は始まりません。

Ricoma CHT2-1506 display showing '0' needle count and error
The CHT2-1506 display shows '0' for the needle count and a red '241: Needle error' in the status bar, indicating a problem with needle positioning.

見落としがちなのは“ポップアップが出ない”こと。Marqueeのような大きいアラートがないため、ステータスバーの赤字と“0”表示のセットで気づきましょう。

隠しシャフトをレンチで回す

1) 針の移動を司る“隠しシャフト”を探します(ディスプレイ裏側付近)。 2) モンキーレンチなどを使って、シャフトを少しだけ回します(強すぎないこと)。 3) 画面の“0”が“1”(例)などの有効値に戻り、ステータスバーのエラーが消えればOK。

CHT2-1506はノブが露出していないため、工具が必須です。サイズの合うレンチをあらかじめ準備し、回しすぎないように注意してください。

Hidden shaft on Ricoma CHT2-1506 for needle adjustment
A crucial hidden shaft on the Ricoma CHT2-1506, located behind the display, controls the needle bar's position. This shaft requires a wrench for adjustment.

プロのコツ:レンチを当てる方向を決めたら、弱いトルクで“戻りを感じる”程度に。エラーが消えたらすぐ手を離し、画面を確認しましょう。

Using a crescent wrench on hidden shaft of Ricoma CHT2-1506
A crescent wrench is used to carefully turn the hidden shaft on the CHT2-1506, manually moving the needle bar back into its correct position.

結果の見方:針表示が“1”(例)などに戻り、“241: Needle error”が消えます。スタートで刺繍が始まれば復旧完了です。

Ricoma CHT2-1506 display showing needle 1 and no error
After adjustment, the CHT2-1506 display correctly shows needle number '1' and all previous '241: Needle error' messages have disappeared.

注意:工具が本体に当たって外装を傷つけないよう、養生テープなどで保護するのも有効です(動画では具体的な保護手順の説明はありません)。

汎用ヒント:エラーに強い運用のために

エラーは“たまたま”ではなく、再現条件と解消手順がセットで存在します。ここでは動画の知見を踏まえ、現場で役立つ運用の勘所を整理します。

プロのコツ:

  • 画面の変化を“秒単位で”見る習慣を。数字(0→有効値)、色(赤→黒)のタイミングが調整の止め所です。
  • 物理調整は最小限の回転量で。ノブ/ホイール/シャフトいずれも“行きすぎ”が再エラーのもと。
  • 再発時のために、どの方向に何度くらい回したときに復旧したか、簡易ログを残すと改善が加速します。

クイックチェック:

  • スタート前に“0”や赤表示が無いか。
  • ステータスバー/アラート枠の監視(機種により出方が異なる)。
  • 復旧後は“いきなり本縫い”ではなく、停止→安全確認→再開。

注意:ここで扱うのは画面上のエラーに対する手元調整です。センサー不良、機械的摩耗、電装系の異常が疑われる場合は、メーカーサポートに相談してください(動画でも詳細な分解・修理は扱っていません)。

コメントから

現在、この動画に基づく公開コメント情報は提供されていません。質問や別エラーの検証希望があれば、メモを残しておくと次回の学習に役立ちます。

Man concluding video about Ricoma error messages
The presenter concludes the video, encouraging viewers to leave comments for other error messages they might encounter.

まとめ:止めない刺繍現場づくり

“動かない”時間を最小化するコツは、症状を即座に“目で読み解く”こと。MT-1501は“0+No needle”、Marquee 2003は“赤い針番号+130アラート”、CHT2-1506は“0+241ステータスバー”。そして、手元の微調整(ノブ/ホイール/シャフト)で正常位置へ戻す——この流れを体に覚えさせておくと、復旧は数十秒で終わります。生産を止めない最短ルートは、日々の目視と小さな習慣の積み重ねにあります。

なお、動画ではアクセサリー類の扱いはありませんが、現場では素材や形状に応じて枠・治具を使い分けます。ブランドや機種が異なるアクセサリー情報を調べる際は、誤用を避けるため互換性に注意し、公式情報を必ず参照してください。例えば、他社機向けの磁気枠・フレームなどの名称は下調べのキーワードとして役立つことがあります(本稿・動画では対応可否の言及はありません)。

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