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Ricomaの型番を素早く理解する
Ricomaの型番は“針数×ヘッド数”を表します。例:MT-1501は15針・1ヘッド、Marquee 2003は20針・3ヘッド、CHT2-1506は15針・6ヘッド。動画ではこの3台を使って、それぞれの画面でエラーがどう見えるかを実演しています。型番の意味が分かると、画面表示の読み解きもスムーズです。
プロのコツ:同じ“針位置不正”でも、機種により表示箇所・色・文言が異なります。まずは“その機種のどこを見るか”を体で覚えておくと復旧が速くなります。
注意:ここで解説するのは動画にある3モデルの事例です。仕様は個体差やアップデートで変わる可能性があり、詳細は各機のマニュアルに従ってください。
クイックチェック:
- MT-1501…針番号が0、ポップアップで“No needle”。
- Marquee 2003…針番号が赤色表示、アラートダイアログに“130: Needle bar is not positioned correctly”。
- CHT2-1506…針表示が0、ステータスバーに“241: Needle error”。
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MT-1501の「No needle」エラーを直す
症状を見極める(表示の読み方)
MT-1501は通常、画面に現在の針番号が表示されます。ここが“0”になっているときは、選択された針が“認識されていない”状態。スタートを押すと“No needle”というメッセージが出て動作しません。

“0”表示は見落としがちですが、再現性の高いサインです。ポップアップが出たら、EscやOKを押しても解決しないため、物理調整に進みます。

表示の“0”は“針が物理的に位置決めされていない”ことの表現です。原因はさまざまですが、解決はシンプル。慌てず画面と実機の同期を取り戻すイメージで進めましょう。

赤いノブで微調整(ステップ実演)
1) 赤いノブ(針バーを手動で回すためのダイヤル)を探します。 2) ノブをゆっくり、時計回り/反時計回りのどちらかに回して、画面の針番号が“0”から有効な数字に変わる瞬間を待ちます。 3) 数字が表示されたら、スタートで動作確認。
ポイントは“ゆっくり”。勢いよく回すと適正位置を行き過ぎて、また0に戻ることも。画面のフィードバックを凝視して、数字が出たら止める——この呼吸感が命です。

プロのコツ:数字が出た直後は、ほんの数ミリの余計な回転でも状態が変わることがあります。そっと手を離してから画面を再確認しましょう。

結果の見方:針番号が“6”(例)など有効値になり、スタートで刺繍が始まればOK。ポップアップは出ず、通常動作に戻ります。

注意:動画では工具は使っていません。MT-1501はノブだけで十分に復旧可能です。強い力で回しすぎないようにしましょう。
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Marquee 2003の「ニードルバー位置不正」を直す
赤い針番号=エラー状態
Marquee 2003の新しいディスプレイでは、“針番号の色”が重要なサインです。黒は正常、赤は“ニードルバーが正しく位置決めされていない”ことを意味します。スタートを押すとアラートダイアログに“130: Needle bar is not positioned correctly”。このとき針番号は赤のままです。

赤表示は“針なし(No needle)”と同質の現象です。色の意味を知っていれば、原因の切り分けが速くなります。

調整ホイールで位置決め
1) 本体の調整ホイール(黒)を見つけます。 2) 左右いずれかに“少しだけ”回し、赤い針番号が黒に変わる瞬間を狙います。 3) 黒に戻ったら、スタートで試運転。エラーが出ずに動作すれば復旧完了。
ここでもキーワードは“ゆっくり”。大きく回す必要はありません。画面の色が変わるピンポイントを探る感覚で。

結果の見方:針番号が黒に戻り、スタートでそのまま縫い始めればOK。色の変化=位置合わせが完了した合図です。

クイックチェック:スタートボタンが“長押しでロード→スタート”という挙動になるのがMarquee 2003の特徴。エラーが消えると、ロード後に自然に刺繍が始まります。
注意:赤→黒へ戻す際にホイールを強く回すのは厳禁。内部機構に不必要なトルクがかかります。微調整を基本に。
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CHT2-1506の「241: Needle error」を直す
ステータスバーに注目
CHT2-1506は、画面上部(もしくは所定位置)のステータスバーに赤字でエラーを出します。針表示が“0”になって、ステータスバーに“241: Needle error”。この状態ではスタートを押してもビープ音が鳴るだけで、動作は始まりません。

見落としがちなのは“ポップアップが出ない”こと。Marqueeのような大きいアラートがないため、ステータスバーの赤字と“0”表示のセットで気づきましょう。
隠しシャフトをレンチで回す
1) 針の移動を司る“隠しシャフト”を探します(ディスプレイ裏側付近)。 2) モンキーレンチなどを使って、シャフトを少しだけ回します(強すぎないこと)。 3) 画面の“0”が“1”(例)などの有効値に戻り、ステータスバーのエラーが消えればOK。
CHT2-1506はノブが露出していないため、工具が必須です。サイズの合うレンチをあらかじめ準備し、回しすぎないように注意してください。

プロのコツ:レンチを当てる方向を決めたら、弱いトルクで“戻りを感じる”程度に。エラーが消えたらすぐ手を離し、画面を確認しましょう。

結果の見方:針表示が“1”(例)などに戻り、“241: Needle error”が消えます。スタートで刺繍が始まれば復旧完了です。

注意:工具が本体に当たって外装を傷つけないよう、養生テープなどで保護するのも有効です(動画では具体的な保護手順の説明はありません)。
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汎用ヒント:エラーに強い運用のために
エラーは“たまたま”ではなく、再現条件と解消手順がセットで存在します。ここでは動画の知見を踏まえ、現場で役立つ運用の勘所を整理します。
プロのコツ:
- 画面の変化を“秒単位で”見る習慣を。数字(0→有効値)、色(赤→黒)のタイミングが調整の止め所です。
- 物理調整は最小限の回転量で。ノブ/ホイール/シャフトいずれも“行きすぎ”が再エラーのもと。
- 再発時のために、どの方向に何度くらい回したときに復旧したか、簡易ログを残すと改善が加速します。
クイックチェック:
- スタート前に“0”や赤表示が無いか。
- ステータスバー/アラート枠の監視(機種により出方が異なる)。
- 復旧後は“いきなり本縫い”ではなく、停止→安全確認→再開。
注意:ここで扱うのは画面上のエラーに対する手元調整です。センサー不良、機械的摩耗、電装系の異常が疑われる場合は、メーカーサポートに相談してください(動画でも詳細な分解・修理は扱っていません)。
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コメントから
現在、この動画に基づく公開コメント情報は提供されていません。質問や別エラーの検証希望があれば、メモを残しておくと次回の学習に役立ちます。

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まとめ:止めない刺繍現場づくり
“動かない”時間を最小化するコツは、症状を即座に“目で読み解く”こと。MT-1501は“0+No needle”、Marquee 2003は“赤い針番号+130アラート”、CHT2-1506は“0+241ステータスバー”。そして、手元の微調整(ノブ/ホイール/シャフト)で正常位置へ戻す——この流れを体に覚えさせておくと、復旧は数十秒で終わります。生産を止めない最短ルートは、日々の目視と小さな習慣の積み重ねにあります。
なお、動画ではアクセサリー類の扱いはありませんが、現場では素材や形状に応じて枠・治具を使い分けます。ブランドや機種が異なるアクセサリー情報を調べる際は、誤用を避けるため互換性に注意し、公式情報を必ず参照してください。例えば、他社機向けの磁気枠・フレームなどの名称は下調べのキーワードとして役立つことがあります(本稿・動画では対応可否の言及はありません)。
- 現場の語彙整理のための参考キーワード例:mighty hoops for ricoma
- Ricoma関連の用語整理:ricoma 刺繍枠
- 製品名の表記ゆれに注意:mighty hoop ricoma
- 他社機の情報検索時(互換性は必ず公式確認):brother 磁気 刺繍枠
- 同様の“磁気枠”カテゴリーの把握に:janome 磁気 刺繍枠
- 比較検索用の補助キーワード:snap hoop monster for brother
- 市場全体の動向把握のための参考語:mighty hoops for tajima
